時事川柳研究会

字あまり
「字あまり」コーナーでは、当研究会メンバーの、五七五に収まらないつれづれの思いを紹介します。
★よみうり文芸(川柳)埼玉県版で埼玉県朝霞市の関根悟さんの作品が12月の月間賞に選ばれました。作品は「慟哭の海をきり裂く虎落笛」です。おめでとうございます。関根悟さんは第6回誌上句会年間大賞、第7回誌上句会も2位の実力者です。
(青鹿 一秋)
★迎賓館赤坂離宮の「花鳥の間」などに飾られた数々の美しい七宝焼は、明治時代に濤川惣助(なみかわそうすけ)が作ったものです。惣助は私の故郷の土地の生まれで、故郷に錦ならぬ七宝焼を飾っています。
自分の人生を振り返って、故郷に錦は到底無理でも自分の心に飾れるものはないかと考えてみました。自分だけが思っている、ごく小さな過去の栄光のかけらを拾い集めて心に飾ってみると、これからも頑張れば良い事があるように思えてきます。
そして、時事川柳で誰かの錦や栄光を上手く詠めたら、私の心にも飾りが増えてゆくと思い、これからも七宝ではなく七方に目を向けて過ごそうと思います。
(青木 恵子)
★昨夏の甲子園準優勝の日大三高。その弟・日大三中の入試(社会科)では、よみうり時事川柳の句意を四択で問う出題が毎年恒例です。今年は田村成五さんの句、「石と木と目玉が招く夢の洲」(2025年4月16日掲載)が出題されていました。
(佐伯 慎一)
★昨年一月末で仕事を辞め、十五年ぶりに八王子市から木更津市に帰ってきました。
八王子市では、大学学生寮に住んでいたため、ペットは厳禁でしたが、木更津市の自宅に帰ってみると、猫を一匹飼っていました。猫は、アメリカンショートヘアーのオスで、名前は「こてつ」クンです。
もう、十一年飼っているので人間の年齢に換算すると六十歳位だそうです。初老の猫ですね。今は、ほとんど私たち夫婦の和室にいて、夜も一緒に寝ています。「こてつ」クンのお蔭で、私たち夫婦はとっても癒される毎日を送っています。
(川上 勉)
★「時事川柳の面白さと重要性」
時事川柳の面白さは、何といっても「いま起きていること」を十七音で表現できるところにあります。新聞やテレビのニュースを見て感じた驚きや疑問、時には思わず苦笑してしまう出来事を一句にすることで、世の中がぐっと身近に感じられます。
社会の出来事を題材にすると難しそうに思われがちですが、特別な知識は必要ありません。「これは変だな」「なるほど」と心が動いた瞬間を大切にすればよいのです。怒りは風刺に、違和感はユーモアに変えることができます。その過程こそが時事川柳の醍醐味ではないでしょうか。
また、時事川柳は時代の記録にもなります。後になって句を読み返すと、その頃の世相や人々の気持ちが鮮やかによみがえります。私たちは句を詠むことで、ささやかながらも時代の証人になるのです。
変化の速い現代だからこそ、社会に関心を持ち、自分の言葉で表現する姿勢が大切です。時事川柳は観察力を養い、物事を多角的に見る目を育ててくれます。日々のニュースに少しだけ心を留め、感じたことを十七音にしてみましょう。そこから新しい発見と創作の喜びが生まれるはずです。
(渡辺 柳山)
★私は短歌に長く親しみ、結社という組織が育む絆の深さや、伝統を重んじる凛とした姿勢には日頃から敬意を抱いています。
その一方で、川柳界の「垣根の低さ」には、また違った魅力を感じています。
結社を越えた他流試合は日常の光景であり、複数の結社に身を置くこともごく自然に受け入れられる。自由人を自負する私にとって、この川柳界の風通しの良さは、たまらなく愛おしい❤️
この宝物のような自由な気風が、令和を生きる若者たちの感性にも響き、新しい表現の波が生まれることを心から願っています。
(大平 小鈴)
★先日の読売新聞「気流」の高校生の投稿に感動した。
投票所へ一番乗りし投票管理者と投票箱が空であると確認する「ゼロ票確認」を体験してから初めての投票を終えたそうだ。
選挙への熱い思いが溢れている。
近頃の若者はと一括りにしてはいけないが、次世代の皆がこの思いで政治に関心を持ってくれれば頼もしいし嬉しい限りだと思う。
そして、実家の父がこの「ゼロ票確認」をしたくて、選挙のたびに早起きし一番乗りの連続を目指していたことを懐かしく思い出させてくれた。
(桜木 美津子)
★「精神科医は人の気持ちがよくわかる人格者ばかり」と昔は思っていましたが、 今の仕事に就いてそんなことはないとわかりました。
でもよい先生はいます。たまたまそんな番組に出会いました。
NHKEテレ3月7日放送「こころの時代 あなたは今を生きている」の精神科医蟻塚亮二さんはPTSDの人達に向き合っています。太平洋戦争時の沖縄戦や東日本大震災を経験した人達に実に優しい眼差しで接しておられました。
「Here and Now(今この場で)」という考え方が大切とのこと。PTSDの当事者でなくてもこの考え方は大切ですね。過去や未来ではなく現在という瞬間を大切にしたいものです。
しかしながら良い番組というのはどうして地味な時間帯にやるのでしょうか?(土曜日 午後1時〜)
愛好者大会での片山先生席題「テレビ」とも関係しますが、ゴールデンタイムにあまりにも「良くない」番組が多い気がします。
(福井 康修)
★三年前に町内の公民館に社交ダンスのサークルを立ち上げた。スケジュールの掲示板に「長寿会社交ダンスの会」と書かれていたのを2回目から「銀の和の会」と改めてもらった。「銀」はもちろんシルバー、「和」は和気あいあい楽しくやろうよ!ということ。毎週月曜日の午前10時から12時まで男女半々合わせて12名。コーヒーブレークを途中で3、40分とることにしたが、これが女性群に大人気。毎回楽しいおしゃべり満開。
ただスタートして気になったのが、ほとんどがスニーカーだったこと。そこで毎回100円コイン一個をカンパして貰った。3週間ごとに抽選で1名の会員にダンスシューズを進呈。そしてまさに本日、2月16日の月曜日、ラストの会員にプレゼント。
その彼女から突然ホッペにチューされた。ちょっと恥ずかしかったけど、まずはメデタシ!メデタシ!
(谷澤 裕平)